タルパと文庫本

梅干のタルパ日記。小説の感想もあり。

タルパの触覚化のヒント

2019年になりましたね。あけましておめでとうございます(。´・ω・)。´_ _)ペコリン

実はこの記事、年末にぽちぽち打っていたのですが年内には間に合いませんでした。

 

それはそうと、今年一年が皆様にとってより良い一年でありますように。

 

 

さて、今回は私なりのタルパの触覚化に対するヒントを載せていきたいと思います。

 

まずは下記リンクをご覧下さい...。

 

日本学術会議_おもしろ情報館

 

上記リンク先には「ペンフィールドのマップ」について解説されています。

 

人間の脳みその外側を覆っている2.5ミリ程の厚さの領域を「大脳皮質」と呼ぶのですが、その中でも脳の前後真ん中辺りに「一次運動野(中心前回)」「一次体性感覚野(中心後回)」と呼ばれる部分があります。

 

詳しい配置はこちらからどうぞ

大脳皮質のおはなし | 大脳皮質 | 前頭葉 | 眼窩前前頭皮 | 前頭連合野 | 前頭眼野 | 運動連合野 | 一次運動野 | ブローカ野 | 頭頂葉 | 一次本性感覚野 | 頭頂連合野 | 味覚野 | 角回 | 縁上回 | 頭頂葉 | 聴覚野 | 側頭連合野 | ウエルニッケ野 | 島皮質 | 後頭葉 | 視覚連合野 | 視覚野 | 脳梁 | 中心溝 | 外側溝 | 大脳縦裂 | 頭頂後頭溝 | ペンフィールド ブロードマン 脳地図 - Akira Magazine

 

ペンフィールドさんはてんかんを研究されていた方で、この大脳皮質に電気刺激を与えることにより、体の特定の箇所に運動を発生させたり、感覚を発生させることができると発表をしました。

 

例えば脳の図の「手」と書かれている領域に電気刺激を与えると、左脳の運動野であれば右手の筋肉が動いたり、右脳の体性感覚野であれば左手にピリピリと刺激を感じるということのようです。

 

大脳皮質の手に対応する領域は大きく、それだけ人間は手指の動きや体性感覚に割くリソースが大きいということですね。

 

この運動野について面白い話があるのですが、ソースが私の記憶しか見つからなかったので話半分に聞いてくださいね。

 

元プロボクサーの具志堅用高さんをご存知でしょうか。近年ではクイズ番組等でご活躍されていますね。

 

ボクシングは足さばきが重要なのですが、この具志堅さん、現役時代にこんなような言葉を言っていたそうなんですね。

 

「足を動かす時は頭のてっぺんを意識すると上手く動かせる」

 

ペンフィールドのマップをもう一度見て頂けるとわかるのですが、足の運動野は脳天の辺りにあるんですね。

 

もしこの話が本当だとしたら、人は脳の活動する部分を意識するだけで多少のコントロールは可能になるということなんですよね.....。運動野に関してだけかもしれませんが。

 

さて、幻肢痛という単語を聞いたことがあるでしょうか。

これは、手足を失った方が実際にはないはずの部分に痛みを感じる症状のことです。

なぜ、失ったはずの場所に痛みを感じるのでしょうか。

それは、失われた部分に対応する体性感覚野、運動野への刺激が途絶えたため、隣接する他の顕在する領域が侵食するなどし、影響を及ぼしているのではないかと考えられているようです。

 

または、既になくなってしまった腕を動かそうとしても腕は既に無いため、出力の信号が送られてしまうと脳が活性化してしまい、脳で痛みとして処理が行われてしまうのかも知れませんね。

 

幻肢痛に関しては下記をご参考に。

まぼろしの腕

―失われた手の痛みをなぜ感じるのか?―念じると動く義手で幻肢痛のコントロールに成功 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

 

上記記事を読むと、人は脳の活動部分について新たに活性化させたり開発する余地があるという事ではないかと私は思います。

 

我々がタルパを触覚で知覚するためにはこの「一次体性感覚野」の特性を考慮する必要があるように思います。

 

昔、気功を使える方に気を送ってもらったことがあるのですが、確かに何かがモニョモニョと触れる感覚があったことを思い出しました。

 

その方曰く、気を感じることができる人だと、熱すぎて手を引っ込めてしまうのだとか。

 

我々は訓練を重ねることにより、体性感覚野の中に気やオーラを感じる領域を追加することが出来るのではないでしょうか。体性感覚の「表面感覚」を鍛えることにより、タルパに触れられた感覚も分かるようになるのではないでしょうか。

 

 

能力開発やボケ防止に指の運動をすると脳が活性化するのと同じく、気を感じたり気を出したり、タルパを感じる、見るなどの訓練を重ねれば、人はタルパを捉えることが出来るようになるのだと、私は思います。

 

以上、ごちゃごちゃしてしまいましたが私の触覚化へのヒントでした。